では、前回の続きをから記事を続けます。
この患者さま、高校生の彼ですが、
なぜ手術をしても痛むのか?ということです。

一般的な経過では、手術をして、
オスグッドで離れてしまっている骨をくっつける手術なり、
あるいは、その骨を除去するような手術をします。
それで症状が落ち着いてくれるはずなのです。
しかし、今回のケースではそれが効果を表してくれないのです。
では、そこまでしても痛むというのは、なぜなのでしょうか?
これは、あくまでも推測なのですが、
今回、手術をしたことで彼のオスグッドの骨の剥離は治っているはずです。
手術を担当したドクターも大丈夫との診断をしてくれています。
しかし、今回オスグッドが治ったのだとしても、
バレーボールに復帰することで、
オスグッドが発症した時と同じ負荷がかかったのではないかと考えるのです。
つまり、症状が治ったのだとしても、原因までは排除できていないということです。

あらためて、オスグッドになっているのと同じことです。
つまり、原因を排除できない限りは、
症状は再発してしまうということです。
これはオスグッドに限らず、どのような症状でも同じです。
当院の装具療法は、
なぜオスグッドになるのかということを考えて製作しています。
だから、再発することなく、効果が持続するのです。
兵庫県三田市 つつじが丘接骨院
東京都渋谷区 装具製作ラボ
2016-01-25 19:19:30
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今回はオスグッド外来の患者さまのケースを紹介しましょう。
これまではオスグッド病の記事についてはあまり書いていませんが、
これから書いていきたいと考えています。
さて、この患者さまですが、
宍粟市(しそうしと呼びます)という兵庫県の北部にある街から来ていただきました。
この彼は高校生でバレーボールをしていますが、
小学生の頃からオスグッドを患っています。
しかし、その痛みが高校生になっても続くということで手術をされています。

ご覧のようにオスグッドの手術例としては大きな傷跡が残ってしまっています。

ここまで頑張ったのだから、痛みは取れるだろうと考えていたらしいのですが、
現実は違いました。
ここまでの手術をしても、バレーボールに復帰すると痛むのです。
オスグッドと同じ痛みが出てくるとのことです。
これを心配されたご両親の方から、当院のオスグッド外来にご連絡をいただきました。
なぜこのようなことが発生するのでしょうか?
この症例をもとに、オスグッドの痛みについて書いてみたいと思います。
兵庫県三田市 つつじが丘接骨院
東京都渋谷区 装具製作ラボ
2016-01-19 09:21:37
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